各種イベント紹介

北海道修学旅行

北の大地に広がる大自然と歴史に浸る北海道修学旅行


高等学校の修学旅行は、北海道を研修地とし、雄大な自然やアイヌ先住民族の歴史などに触れるとともに、小樽・札幌市内の自主研修にも取り組みます。そして、富良野では予め各自が選択した自然体験学習(ラフティング・渓流釣り・サイクリング・ジャム作り・ソーセージ作りなど)を組み入れるなど工夫しています。

修学旅行 レポート発表会

平素と異なる生活環境において、見聞を広め、自然や文化に親しみながら集団生活を通して望ましい人間関係の育成とよき思い出づくりとしての「修学旅行」。実際に出かける前までに全員が研修地にかかわるさまざまなテーマについて調べ書き上げます。そして出発前に「レポート発表会」として行っています。


北海道紀行文

 それは、飛行機から出た瞬間だった。
 セントレアから新千歳空港へと降り立ったその瞬間。10月中旬というには、酷く冷たい私の知らない空気が身を切った。
 3泊4日にかけての北海道修学旅行ー3年間の高校生活で一番大きいと言えるであろう行事ーで私は、いきなり自分の住む名古屋とは別世界の気候に衝撃を受けた。空港から出ると、強い寒風が容赦なく襲ってくる。私は完全にこの北の地を甘く見過ぎていた。バスに乗り、窓外に目をやる。寒さに気をとられ、ようやく注視した風景。そこから私が受けた第一印象は・・・・・・「なにもない」だった。縦横無尽に走る電線が少なく、遮るものがないせいか、空が近い。同様に大地が広く感じられた。それは記憶の中の名古屋の街がちっぽけなものになってしまったほどであった。真の自然というものはこういうものなのだろうと思った。
 1日目の夜、宿泊先の洞爺湖のホテルから花火を見ることが出来た。当日天候が危ぶまれたが、最終的にはなんの問題もなく始まった。至近距離で初めて見る花火は壮大で、壮麗な、光の花に目を奪われた。それは私だけに限ったことではなく、ホテルで同室のクラスメイトや、友人達も魅了され窓辺に集った。暗いほうが見えるからと明かりの落とされた仄暗い空間の中、僅かにしか聞かない窓から外へとカメラを差し込み、記録に残す。「まともなカメラ」を持っていなかった私はそれを端でじっと見ていた。静寂の中、シャッター音だけが響くこの見事な光景は、見慣れている地元の人とは異なり、外部の修学旅行者である私達だから、余計にその光が美しく感じるのだろうと思った。
 他にも語りたいことは無数にある。2日目は、ヨーロピアンに統一された煉瓦造りの小樽の建築物は、コンクリートの街に住む私にとって、研修時間の間ずっと飽きさせず目を楽しませてくれた。札幌の大通りにテレビ塔がそびえる街並みは名古屋の栄を彷彿とさせたが、吹き荒れる寒風によってやはり違うのだと思い知らされた。 3日目、富良野体験学習で選んだジャム・アイス作りでは、北海道ではポピュラーだというハスカップという果実の試食でその想像以上に酸味の効いた味に驚かされるなど、書き尽くすことの出来ない新鮮な情景や、経験がある。
 沢山のものを見て、聞いて、感じた、この3泊4日の北海道での記憶は、何年を経ても、またこれから様々な経験をしたとしても忘れることの出来ないものになるのだろうと思う。それだけ鮮烈で色彩高いものが、あの北の地にはあるのだろ。そう思えるくらいに、あの修学旅行はすでに私の中で大きなものになっているのだと、私は思う。

2年女子

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